080208

 「SHRE・CHACHALUNG・COMMUNITY・HYDROPOWER」発電所

1. 所在地/管理者

 1) 所在地 : ネパール、サガルマータ、ソルクンブ、グデル、チャチャルーン村
 2) 管理者 : SHRE・CHACHALUNG・COMMUNITY・HYDROPOWER
      (チャチャルーン・コミュニティー・ハイドロパワー)

2. 概要

 1) 水車及び発電機 1射ターゴインパルス水車 単相同期発電機
  (Asian Phoenix Resources LTD MGH-T8)

発電所全景(右上、ヘッドタンク 左下、発電所)
発電所(10 畳ほどの一戸建て)

ヘッドタンク/落差 26 m

発電機 4.7 kw.( 220 V / 50 Hz  22.7A)

 2) 発電出力 4.7 kw.(220 V / 50Hz 22.7A)
 3) 竣工 2007 年 11 月

発電機の心臓部 「 ELC 」

( この配線を彼らがやりました。少々エンジニアの力をかりましたが…)

 4) 総工費 Rs. 1,207,131.30- ( およそ 250 万円 )

収支明細

収   入
支   出
村拠出金
Rs.
701,842.32
発電機関係
US$
4,362.05
日本から
-
-
Rs.
170,163.00
発電機
US$
4,362.05
送電線関係
Rs.
68,105.00
輸送費
Rs.
230,000.00
屋内配線関係
Rs.
192,589.82
-
-
-
運送費
Rs.
240,444.00
-
-
-
その他支出
Rs.
77,956.00
-
-
-
損失
Rs.
182,584.50
収 入 合 計
US$
4,362.05
支 出 合 計
US$
4,362.05
Rs.
931,842.32
Rs.
931,842.32
Rs.換算(1$/63.11)
1,207,131.30
Rs.換算(1$/63.11)
1,207,131.30

 5) 電源の用途  村内 160 戸の電化(照明用電源)
 ・現在 (2008 年 1月)村内 83 戸に送電中、今後、徐々に送電範囲を拡大

村の街灯 (電力に余裕の無い中、こんな事を忘れない村が
私は好きです)=笠はポリタンクの底

 6) その他

 ・ 発電出力に余裕が無いため、1戸に蛍光灯 9W/2台 5W/1台 (計 23W/3台)を標準とし、
   村の電力会社が検印 (サイン) した蛍光灯に限定して使用、TV 等の家電製品は原則接続禁止、
   不定期に検査が行われ違反が度重なる場合は送電をカット
 ・ 電気代は1 ヵ月、Rs. 20-/1蛍光灯(標準 1 軒当たり Rs.60-)
 ・ 常勤 2名の運転員(月給 Rs 1,000- / Rs 500- その他に発電機の起動と停止を 1 回にして、
            Rs 80 -の手当て)
 ・ 電気代収入の余りは会社にプールされ補修費用に廻される

検印(サイン)済の蛍光灯(9 W)
屋内配電盤とブレーカー

 7) 村に電気が来て変わったことは?
 1. 夜に仕事(カゴ、ムシロ作り)や家事が可能になり農作業が暗くなるまで出来る。
 2. 1. により、昼間の農作業に余裕が出来、子供を労働力として使わなくてすむ。
   (昼間に子供が学校に行ける)。
 3. 大人、子供ともに夜に勉強できる(識字率 50% 以下)
 4. 村が有名になった。

 ・周辺に電化された集落が無く、夜になるとチャチャルーン村の夜景が遠くからもよく見える。この知名度を利用して定期バザールの開催を計画中(物流と市場を確保し「自給自足の農業」から「現金収入の農業」へ)。

村には燈った灯の数だけ、それぞれの笑顔がありました。

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