青山学院山岳部 Aoyama Alpine Club ('02.Aug.29.)

カトマンズから来た男、戸張至聖君

 
 カトマンズから帰国した戸張君から電話をもらった。そこで8月28日、久しぶりに新宿で会った。会った早々、暑い暑いと東京の酷暑には参った様子。しかし、真っ黒な顔をして、元気そうだ。
 ネパ−ルは国王をめぐる政変や毛沢東派のゲリラ事件など、日本で言えば、徳川時代か。その土地で、男のロマンに賭ける戸張君は、青山学院山岳部のヒマラヤ、ヒマルチュリ遠征がきっかけと聞いた。きっかけは兎も角、いま大勢の現地人々に支えられ、レストランや野天風呂付きレストハウスを運営しているから、たいしたもんだ。
 1999年、鈴木先輩夫妻とカトマンズに行った時、丁度高級住宅地のラジンバットで、野天風呂を造っている現場に案内して貰った。その時、彼から将来構想を聞いても、正直、半信半疑。しかしその一年後の御存知「地球の歩き方」2000〜2001版58頁に「ロイヤル・ハナ・ガ−デン」として紹介されていた。しかも、そこには立派に完成した石造りの野天風呂の写真入りで。ロイヤルの意味は、何でもお借りしている建物が、現国王のお后にご縁が有ると聞いたから、きっとそう付けた違いない。
よく山岳部の奴は変わっていると言われるが、確かに個性的な人が集まった集団だとは思う。しかし戸張君と話していると、カトマンズで、ジャポニカ米、みそ、しょうゆと現地調達にこだわり日本食に取り組んでいる姿勢をみると、可成りまっとうだ。益々の活躍を祈らざるを得ない。
 ネパ−ルに行かれる方は、是非カトマンズの戸張君を訪ねて欲しい。きっと、戸張ホスピタリテイ−で歓迎して呉れる筈だ。