051224

性悪説だった?

 今日は図書館に司馬遼太郎さんの本「アイルランド紀行」を返しに行って、調べものをしていました。最近、日本では、建築物の強度をごまかした事件で大騒ぎです。立ち退きを余儀なくされたマンションに住んでいる人たち、本当に気の毒です。殺人事件ももう毎日で、小さい子供が親や他人に殺される。日本人 はどうなってしまったのか。日本人は「性善説」を支持していたのではないか? 「性悪説」だった? 「善人名をもて往生を遂ぐ、いはんや悪人をや」って覚えているけど、本当の意味は何だ。悪人のほうが心を入れ替えて努力すれば往生できる気質を持っているってなことだと思っていたけど、今の仏教界ではこんなことを言わないのか。なんだかバカみたいな疑問ですけど、もう「人間の質」のようなことを考えずにはいられない気分なのです。

 昨日は六本木ヒルズに初めて行ってきました。タワービルの53階にある森美術館で開催中の写真展「時間の終わり」を見にいきました。ニューヨーク在住の写真家で、外国では有名だそうですが、私はナルシズムばかりがみえて何のメッセージも共感も得られなかった。入場料1500円は高いと思うけど、ぐるっと東京を見下ろすための展望台の代金とセットになっていて、ほとんどの人がこちらを目的として上がってくるようで、満員の盛況。私も見てみたけれどつまらなくて、下りてきました。今の「場」と「自分」がどんどん離れているのです。原因はよく判かっているんですが。

 面白いことが書けなくてすみません。寒いせいですかね。27日から田舎に行かなくてはなりません。「苦行」のようです。ネパールでは2月に選挙があるようですね。日本からの旅行者も多い季節でしょうから、元気で。

 穏やかな新年でありますように。(西 綾子)